こんなミステリーを読みました。
「サナキの森」彩藤アザミ
なんでも第一回新潮ミステリー大賞だそうです。
気合い入れて読みました。なんだか「大賞」と言う冠があると
読む前から期待値が上がってしまいます。これってなんだか作者さん
可哀想な気がしますよね。このことと全然次元が違うのですが演奏も似てます。
小さいことですが、この前の発表会で講師演奏として何曲か弾いたのですが、
「先生だから完璧にひくでしょう」
「ミスって、ありえないっしょ!」
みたいな心の声が聞こえてきて不安になりました。笑
「先生だって間違えることもある!」と声を大にして叫びたい気分になりました。
これってアーティストやアスリートのひとが、常にしょっている重しのような
物だと思います。私も一流の人の演奏会やライブで「えっ!」と思ったことも結構あります。
人間だから「常に完璧な演奏」と言うのは難しい、いや無理だと思います。ただ
人は練習して進化していく過程の方が大事だと思います。
演奏の結果はそれについていくはずです。
本の話からかなりそれましたが、「サナキの森」彩藤アザミ
面白かったです。Amazonのコメントでかなりきついこと書かれていましたが
好みの問題でしょう。
私は有意義な時間をこの本からもらいました。
また次回

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